依存する人よりも,自立している人の方が
いいっていう意見を耳にする機会が増えて
この依存という言葉の意味の受け取り方が
人によって全然違うなと思ったので
今回話していこうと思っています。

結論から言うと
全く依存する人がいなくなって完全に自立した人
だけになったら、商品サービスは売れなくなります。

皆が皆、何かに依存して生きているんですよね。

例えば、
自分で自給自足できないから
スーパーにいって食料品を買ってます。
これは食に対してスーパーに依存しているわけですね。

食料を調達する場所が無くなってしまったら
大変な思いをすることになります。

後は、体の調子が悪くなって
自分の免疫だけでは病気が治せなくなるから
病院に行って治療を受けるわけですよね。
これも病院に依存しているわけです。

もし、病院が無くなってしまったら
これまた相当大変な思いをすることになりますよね。

こんな風に私たちは、何かに必ず依存しているんです。

依存する対象が何なのかって事が凄く重要だと思っています。

悪い例だとアルコール依存症。

これは常にアルコールを体内に入れていないと
精神を保つことが出来ない。

しかし、アルコールを常に体に入れていたら
まともな生活が送れなくなってしまう。

こういった感じで、依存先がどんなものなのかによって
自分の人生がガラッと変わってしまうわけですね。

だから、依存する対象はしっかりと
取捨選択する必要はあると思っています。

例えば、良い例で言えば
ビジネスを学ぶ為に、コーチ、コンサルタントに
教えてもらう環境に依存するとか。

あとは料理を学びたくて料理教室に通って
その環境に依存するとか。

こういった感じで依存先が自分の成長に繋がる様な
事であれば全然ありだと思っています。

こういった感じで、皆が皆、何かに依存して
生きているんだよってことをしっかりと理解したうえで
クライアントを獲得していく必要があるってことですね。

ただ、だからと言って、その環境にいて
教えてもらった事を全然やらないで
全部手取り足取り教えてくれーって甘える事が
良いという事を言っているわけじゃないですよ。

そういう依存の仕方は良くないです。

あくまでも、
自分の力ではどうにもできないと思っている事に関しては
環境の力を借りて依存させてもらうところは依存させてもらって
自分の成長に役立てていく必要があるという事です。

こんな話をしている私自身も
つい数年前まで、自分で調べるってことができなくて
全部人に聞いていたんですよ。

で、当時の友たちから
「何で自分で調べないの?」ってよく言われてました。

それくらい他人に依存して
甘えすぎてたってことです。

昔の私くらい依存しすぎていたら
自分の成長にも繋がらないので
やはり、自分で調べる事はしっかりと自分で調べて
やってみるってことは非常に重要だと思いますが
それでもダメな事は甘えたっていいんですよ。

それに、1回2回言って新しい事を覚えられる人なんて
そうそういないですよ。

皆自分がやったことない事を始めるときは
何が何だか訳が分からない状態ですから
何回も同じことを言わないと伝わらないものです。

だから、最終的には完全に自立してもらう事が
凄く大切だと思いますけれども
依存してくれる人がいなくなってしまったら
あなたのビジネスは成立しなくなってしまうわけですから

そのあたりをしっかりと理解したうえで
頼ってきてくれる人がいたら
しっかりとサポートするという心構えで
私たちはクライアントをサポートしていく事が
非常に重要だと思います。

だから、この話の結論は
依存する事そのものは皆やってるので
悪い事じゃないですよ。と

自分でやってみてどうにもならないんだったら
依存させてもらって自分の成長を加速させることが
非常に重要であって

依存してきてくれたクライアントに対しては
最終的には自立して頂く事を目標に
それまではしっかりと相手を理解しながら
サポートしていきましょうね。

というのが今回の話になります。

 

最後までご視聴頂きありがとうございました。