飽きる事って何なのかと言うと
既に満たされて、それ以上いらなくなる事ですよね。

これは、どれだけ素晴らしい商品サービス、
人だったとしても満足してしまったら
これ以上要らないとなるわけですね。

論理的に考えると、人はいつも最高品質の物を
求めている様に感じるんですけども
実際はそうではないんですよ。

例えば食欲ですよね。

お腹が減っていてめちゃくちゃ食べるんですけど
その内お腹がいっぱいになってもういらないと
なるわけですよ。

食べている物がどれだけ高級料理だったとしても
絶対にあきるんですよね。

この飽きというのとうまく付き合っていく事が
成功への近道になるので今回深堀していきたいんですけど

まず最初に
人はどんな時にやる気になるのかという話から
していこうと思います。

やる気というのは、
上手くいくかもしれない確率と
うまくいかないかもしれない確率が
半分半分の時に一番出てくるんですね。

夢が叶うかもしれないという気持ちが50%
でも、
うまくいかないかもしれないという気持ちが50%
という時に一番やる気が出ます。

これがもし、ほぼほぼ100%に近い確率で
上手く生きそうなことに対してやる気は
出てこないんですね。

例えば、
プロサッカー選手が、小学生と試合をする時に
プロサッカー選手がやる気になるかというと
ならないんですよね。

こんな風に
100%勝つと分かり切っている事に対して
やる気は出ないんです。

逆も同じで
ほぼほぼ100%無理だろうなと思う事に対しても
やる気は出てこないんです。

そういう時は諦めになるわけです。

だから、人がやる気になるときは
上手く生きそうだなという気持ちが50
上手くいかないかもしれないという気持ちが50
の時に一番発揮されるという事です。

なので、
もちろん、期待する感情もあれば
不安な感情も一緒に背負っている状態という事ですね。

じゃあ、今までの話を踏まえたうえで
飽きというのはどういう状態なのかと言うと
少なくとも過去に自分が求めていた状態には
達することが出来た。という状態です。

なので、ある意味飽きるという事は
成長した証ですし、人の成長は
飽きて、やる気になって、飽きて、やる気になって
この繰り返しなんだという事です。

ただ、たった一人で飽きずに一つの事を
続けていく事というのは不可能なんですね。

頭では飽きないほうがいいと思っていたとしても
必ず感情は飽きてしまいます。

じゃあどうすればいいのかと言うと
完全に作業を仕組み化、自動化して
飽きる飽きないに関係なく売り上げがあがる
仕組みを作ってしまう事です。

要するに自動販売機の様に
お金を入れたらジュースが出てくるという状況を
作ってしまえばいいんです。

そこには感情は一切関係ありません。

やる気があろうがなかろうが
お金を入れれば自動的にジュースという
価値を提供し続ける事ができます。

後は、クライアントさんを飽きさせない様に
工夫するのも大切ですね。

どういうことかと言うと
シンプルなもので新しい物を
受け取り続けて頂くという事なんですね。

あまりにもインパクトが強いものを
提供したとしても、その刺激にすぐに飽きてしまうんですね。

だから、低刺激なものでも
長期的に提供し続けられるものを
提供していった方がいいんです。

低刺激な物だと確かにファンになって頂いたり
顧客になって頂くのに多少の時間がかかりますが
その後、長く継続して頂ける様になるんですね。

なので、
人は必ず飽きるんだけども
その飽きとどう向き合っていけばよいのかを
話していきました。